23万キロ走ったフェアレディZをついに廃車

一度気に入ったものならば、人間でも物でもすぐには手放したくないものではないですか。全ての人がそうだとは言いませんが、自分に関してはその傾向が強いと思います。そして特に手放したくないという執着心は、車に向けられることが多いですね。実は自分、かなり車が好きな性分でスポーツカーを好んで乗り回していました。そのスポーツカーこそ、あのスタイリッシュなフォルムと爽快な走りで名が通っているフェアレディZという車種です。どれだけ気に入っていたのかと言うと、毎週休みの日には洗車をして、そして洗車の後は決まってドライブに出かけるほどです。それだけフェアレディZを好んで、走って走ってしていたこともあり、どんどんと走行距離が増えていき５年目にはなんと総走行距離が１５万キロを超えていました。自分でもこんなに走ったのかと目を疑いましたが、そのメーターが真実なので疑う余地はありません。

一般的に自動車の寿命は総走行距離が１０万キロ前後に達したころだと言われていましたから、その時点での自分のフェアレディZは既に寿命を迎えていたということなのでしょう。

しかし、冒頭でも言ったように自分は寿命だからと言ってすぐに手放したくないという気質から、専門の業者にかなり重点的なメンテナンスを施してもらい、なおかつ自分自身もできるだけこの車が長生きするようにと気を使いながら載るように心がけました。そして気づいた頃には自分のフェアレディZの総走行距離は２０万キロも走っていたのです。そしてさらに走ること３万キロ、徐々に満足のいく走行が不可能になってきてしまい、総走行距離を２３万キロ走ったフェアレディZをついに廃車することになりました。執着心の強い自分でも、２３万キロも走ったのなら大往生だと、素直にフェアレディZを手放すことができるでしょう。それに、ここまでの走行距離になるまで走らせた自分も、ある意味凄いなと感じています。
廃車　買い取りはこちら
リサイクル各法について
自動車リサイクル法 解体業・破砕業はこちら